事故を起こしたときには、通常自費ではなく自動車保険を使用してその損害にかかった費用を支払います。この場合、翌年はどうなるかというと、事故を起こす前の等級からグレードが下がることになります。一般的に、等級が上がるほど毎月支払う料金が安くなる傾向にありますが、事故を起こして費用負担を依頼したときには、このグレードが下がり、前年よりも料金が高くなるということになります。これは、事故を起こさない人であれば補償をする可能性が低いため、毎月の掛金を安くしても損がないという判断によるものですが、事故の有無は支払いの請求を受けた時点で判明しますので、支払いを請求しなければグレードが下がることはありません。
たとえば、簡単な事故で自費で負担してもそれほど高額にならないといったときには、自分で費用負担をしたほうが毎月の負担額が少なくなり、かえってトータルで見ると安く済む場合もあります。また、相手の100%の過失で怪我をした場合などの見舞金の請求は、等級に影響するような請求ではありませんので、普通に支払いを請求しても問題ありません。毎月の負担額と自己負担の見積額を比較して、どちらが得かを考えて手続きをしましょう。